投資に関する格言

現在の相場環境を見るときに、投資に関する格言を当てはめてみると、強弱どちらとも判断しがたいことがあります。

 

一般的に押し目を狙った逆張りよりも、トレンドはフレンドということで順張りのほうが安全でより確実に利益を出せると主張されることが多いのですが、これはかえって危険となることも少なくありません。

 

保ち合い放れにはつけ、と言われるように、前回の高値をブレイクした瞬間が買いの好機だとされています。

 

しかしながら、一方では、鬼より怖い一文新値と言われていて、前回の高値をわずかに抜いた後の急落が相当な下げとなる可能性があることを示唆しています。

例えば、過去の日経平均やドル円相場がそうでした。

 

2006年に1万7千円台をつけた日経平均株価は、その後押し目をつけ、2007年に1万8千円台をつけました。こうしてわずかに高値を更新したところで、2008年のリマンショックが起きて2008年と2009年には7千円台をつけています。

 

ドル円相場もほぼ同じような動きをしていて、120円台でわずかに高値を更新後、その後5年で75円付近まで落ちていきました。

 

現在、ドル円で104円から105円、日経平均で1万5千円から1万6千円でかなり似たような動きにも見えます。しかし、少なくともドル円は急落というには小幅な下落と揉み合い状態にありますし、日経平均は指数から見ると割安な状態です。現状に当てはまる格言に相反するものが存在するように、相場のほうも気迷い状態を見せています。

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